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五十肩のブロック療法

ブロック療法とは、病気を持っている患部の神経に対して直接局所麻酔薬等を注射して、痛みの伝達をブロックさせる治療法ですが、ヘルニアや膝の関節症など、様々な病気に対して効果を持ちます。

五十肩の痛みに対してブロック療法を用いる場合もあります。痛み止めとしては鎮痛薬等の内服薬、または鎮痛剤注射などを用いるケースが多いですが、より即効性を求める場合はブロック注射が最も多く利用されています。

ブロック療法は麻酔をするためのものです、五十肩の場合は肩甲上神経という部分に麻酔を打って、痛みを脳へと伝達する神経をブロックします。

この療法を用いるケースは、五十肩の急性期がほとんどです。夜間痛があって眠れず、このままではストレスを解消する方法がない、とか、痛みで立っても座ってもいられない、という場合はすぐにでも処置してほしいと思うことが多くなります。

この療法の効果の持続時間は実はとても短いものです。長くて2時間程度、そしてほとんど1時間程度で効果が消え始めます。

麻酔ということは消えればまたぶり返するのではないか、と考えることが普通ですが、ブロックが効いている間になんらかの治癒を施され、効果がより長く続くという場合も多くあります。患部に血行がよくいきわたると、栄養が効果的に配分されて、自然治癒の力が高まるのです。

この療法は一時しのぎ、と考えても間違いではありませんが、もともとこのような自然治癒の効果を充分に期待できるものである、ということが言えます。

ブロック注射は五十肩の慢性期への過渡期に行われる治療法です。慢性期になってしまえば、痛みも軽減してきて、リハビリを用いることができるようになります。

五十肩の慢性期に対してもブロック注射をしたいと思う方もいらっしゃいますが、後々のことを考えると、ブロック注射よりも、多少我慢する必要があっても可動域を広げるためのリハビリのほうが五十肩の改善にはメリットが高いと言えます。